2008年度から韓国では「家族関係登録制度」が施行され、在日韓国人(日本への帰化者含む)の相続手続用の戸籍謄本取り寄せが一段と複雑化しました。
専門の当支援室が完全サポート致します。
在日韓国人・元韓国人の
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韓国家族関係登録申天雨事務所
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7.完成まで1年1か月を要した家族の登録簿整理
初日:
京都府在住の3世女性からメールで問い合わせを頂いた後、電話にて家族4人の登録簿整理の依頼を受ける。
伺ったところ、10年ほど前にご自身と母親は「朝鮮籍」を「韓国籍」に変えた。ところが母方の祖父母が既に亡くなっており家族関係が証明できずパスポートを取得できないでいる。父親は既に他界した。弟が一人いる。
どのような手続きをしたらパスポートを取得できるかわからないので専門事務所に依頼したいとのこと。
先ずは父親と、母方の祖父母の除籍謄本等を取り寄せるための委任状用紙と説明書を依頼者にお送りする。
60日目 取り寄せの手続きをする。
78日目 父親の家族関係登録証明書等が来る。
108日目 母方の祖父母の除籍謄本等が来る。母親は載っていない。
整理方法が確定する。
◇第一段階
◇第二段階
日本の役所発行の「出生届」「婚姻届」「死亡届」上の名前・生年月日が韓国家族関係登録簿とで相違しているとのことなので、まずは申請に必要な書類を当事務所に送って頂き、現物を確認した上で対処することにする。
118日目:
直ちに、申請用紙と説明書を依頼者宛にお送りする。
330日目
依頼者から当事務所に署名・捺印された申請用紙と各種証明書が到着。
直ちに母親の「家族関係登録創設許可申請」の手続きを昌原地方法院 馬山支院にする。同時に指定した登録基準地の面事務所に創設された登録簿の証明書を前もって申請する。
「創設」以外の手続きに必要な書類を確認したところ日本の役所発行の「出生届」「婚姻届」「死亡届」上で、両親の名前・生年月日等が韓国・家族関係登録簿上とで相違するので「家族関係登録簿優先のルール」に従って、日本の役所の各種届出に対して「追完届」をするようにする。
当事務所より依頼者宛に「追完届」に必要な書類一式をお送りする。
380日目
「創設」が無事許可され新たに作成された家族関係登録簿の証明書が来る。
「追完届」がなされた各種証明書が到着。
早速、残りの第二段階の申請を父親の登録基準地の面事務所にする。
400日目:
全ての申請が無事受理され、家族全員の家族関係登録簿の各種証明書が到着。直ちに各種証明書及び登録簿整理後の手続きに関する「案内文」をお送りする。依頼完了。
<所長雑感>
この事例では、母親の両親の戸籍上の婚姻申告(1940.4)は済んでいました。ところが甚だ残念なことに母親(2世、1946.3生)自身の「出生届の証明書」が日本の役所で挙がらないので、やむを得ず「創設」することにしました。
同様の件でお悩みの方は当事務所にお問い合わせください。
整理に1年1か月を要しましたが、これは手続きに日数が必要であった側面と依頼者自身の仕事が多忙で役所に出向く時間が中々取れなかったという側面があります。いずれにせよ本当にご苦労様でした。了。
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※メールは365日随時対応しております。
電話又はメールにて基本的な事項を確認をさせて頂いた上で依頼をお受けすることになります。
依頼をお受けしたら、当方より委任状の用紙と説明書等を郵送致します。委任状を作成し必要書類とともに当方へ返送して頂きます。取り寄せは、通常半月から1ヶ月で来ます。翻訳は、通常数日から1週間で完了します。
代金は、取り寄せた除籍謄本・家族関係登録証明書をお送りする時に請求書を同封致しますので指定口座に振り込んで頂ければ結構です。翻訳文に関しても同じです。
2024年09月25日
2024年10月08日
在日韓国人・元韓国人の遺産相続手続き支援室
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ぽそ^-^